Friday 10 February 2012

[CentOS][yum]yumに関してまとめ

せっかく調べたのでまとめておこうと思います
間違っているところはご指摘ください

・yumって何だ
CentOSやFedoraなんかのRedHat系で使える代表的なパッケージ管理システム
Linuxのシステムにアプリケーションを導入する際、
-ソースコードからビルドする方法
-バイナリパッケージを利用する方法
の2種類があるんだけど、下のを更に進めて、よく使われるアプリケーションをまとめて管理してしまおうというのがパッケージ管理システムですな
これを使うことで、アプリごとにアップデートに対応したり、アプリ間の依存関係を気にする必要がなくなるわけです
もちろんデメリットもあるのですが、手軽さから現在はこのパッケージ管理システムを使うことが主流に

・基本の使い方
シェルで「yum」のコマンドにいろいろオプションをつけて使います
$yum update yum リポジトリをアップデート
$yum install lynx lynxをインストール

RedHat系ディストリビューションではデフォルトで使えるというのが現状僕の認識です。僕はさくらVPSのデフォルトOS(CentOS5.5)で使えました

・外部リポジトリの導入
基本のリポジトリで主要なアプリケーション(Apache,php,MySQL etc)は一通り揃うのですが、外部リポジトリを導入してさらに多くのソフトを使用することも可能です
ただし、外部リポジトリの導入で標準パッケージではない問題が起こる可能性もあるので、特に有料のLinux利用してる場合は気をつけた方が良いとのこと

以下はepelの導入例です

「wget」でrpmを取得(下記はCentOS5、x86_64、2012/2/10現在)
$ wget http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm

リポジトリを登録(要su権限)
# rpm -Uvh epel-release-5-4.noarch.rpm

リポジトリを無効化
標準外のリポジトリが標準リポジトリに影響を及ぼさないよう、無効化します
# vi /etc/yum.repos.d/epel.repo

failovermethod=priority
enabled=0
↑ 1を0に変更

次回以降パッケージインストール時には「--enablerepo=epel」を加えます
# yum --enablerepo=epel install ***


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